“隕石”落下で100人以上がケガ 露
ロシア西部・ウラル地方に日本時間15日正午過ぎ、隕石(いんせき)とみられる物体が落下し、地元メディアによると100人以上がケガをしている。 インターファクス通信によると、ロシア非常事態省は、日本時間15日正午過ぎ、ウラル地方チェリャビンスク近郊に隕石とみられる物体が落下したと発表した。強い光を放つ物体が視界いっぱいに大きく空を横切る様子が、一般市民によって撮影されている。落下する際の振動で、多くの家などでガラス窓が割れる被害が出ているという。また、付近の135の学校もガラスが割れ、ケガ人が出ている。さらに、亜鉛を扱う工場の屋根や壁が部分的に崩落しているという情報もある。 この隕石の落下で100人以上がケガをして、病院で手当てを受けている。 また、ロイター通信は、チェリャビンスクから約200キロ離れたエカテリンブルクでも落下する様子が捉えられたと伝えるなど、目撃情報は広範囲にわたっている。
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ロシア中部“隕石”落下で150人けが
2月15日 16時11分
ロシア中部で、隕石(いんせき)とみられる物体が落下し、その際の衝撃で、広い範囲にわたって建物のガラス窓が割れて、これまでに150人がけがをしました。
ロシア中部のチェリャビンスク州などで、現地時間の15日午前9時すぎ(日本時間の15日正午すぎ)、空から火の玉のような物体が白い煙を残しながら落ちていくのが目撃されました。
現地からの映像では、この物体は、空中を落下する際に強い光を発しており、落下しながら大きな爆発音が数回あったということです。
ロシア内務省によりますと、その際の衝撃で、広い範囲にわたって、学校をはじめ、建物のガラス窓が割れ、これまでに150人がけがをしたということです。
ロシア非常事態省では、隕石が落下したものとみて、チェリャビンスク州を中心に半径数百キロの範囲を捜索し、燃え残った隕石の破片が残っていないか確認を急いでいます。
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